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平成12年に㈱藤本組では福祉事業部を開設し、ホームヘルパー養成研修を行ってまいりました。
養成研修といっても講師を務めるわけではなく、生徒募集・教室の確保・講師依頼などの研修運営をしてまいりました。
その際、介護素人同然だった私に、たくさんの方がやさしく丁寧に教えてくれ、なんとか『介護のイロハ』を学ぶことができました。
また、今後の介護の重要性や介護現場の課題も教えていただきました。
今まで支えてくれた皆様と一緒に介護業界のお役に立てればとNPO法人ぷらいどサポートセンターを設立しました。
平成17年7月1日
NPO法人 ぷらいどサポートセンター 理事長 鈴木京子
~生きている意義を感じることのできる『いこいの広場』を共に実現しよう!~
老いも若きも、男性も女性も、子供も大人も、日本人も外国人も、
障害が有ろうが無かろうが・・・
それぞれが家庭、学校、会社や地域、今生きているこの場所で、
『いこいの広場(心地良い居場所)を実現するため』 の種をまき、
共に誇り(ぷらいど)を持って生き、それぞれに”人生の花”を
咲かせることができたら、とても素晴らしい事だと思っています。
皆様が「生きててよかったなぁ。このまちに住んでいてよかったなぁ。」と様々な形でいつも実感できますようにスタッフ一同
ぷらいどサポートセンターの活動に誇り(ぷらいど)を持って
取り組んでまいります。
今後共、ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
1998年1月から3月まで全11話で放映された『聖者の行進』のワンシーンが心に強烈に残っていました。
純粋で優しい心を持った知的障害者達の働く地方都市の工場(授産所)で、人としての扱いを受けない彼ら、
毎日、朝から晩まで働かされる彼らのへの暴力や性的虐待。
社長は地元の名士だったこともあり、イジメは公になることはなく、彼らは黙ってイジメを受けるしかできなかった。
それでも彼らはめげずに『誇り』(プライド)を持って生きていた。
どんなに辛い厳しい出来事(暴力や虐待)があっても皆で励まし合いながら『プライド!』と連呼しあう。
老いも若きも、子供も大人も、男性も女性も、障害が有ろうが無かろうが・・・誰にでも心の奥の奥には
「人間として生まれてきた誇り(プライド)がある!」そんなことを教えてくれたドラマでした。
しかし、老いや障害があると、そのプライドを一人で保つことが難しく、また本人も「私になんか出来る訳がない」「私なんかどうでもいい」と思い込んでしまうこともある。
NPOを設立する際、何の迷いもなく真っ先に思い浮かんだのが、彼らが発していた「プライド」でした。
私達がご縁になっている、これからご縁になる方々の『プライドを尊重したい!』と思い、『ぷらいどサポートセンター』と名づけました。
(プライドというカタカナでは、プライドが高いなどの悪いイメージを持たれがちなため、ひらがなで丸みのある『ぷらいど』としました)
理事長 鈴木 京子
理 事 平野 裕士
理 事 小沼 秀朗
監 事 塩﨑 明子
事務局 鈴木 成嘉
(令和3年6月30日解散しました)
〒436-0112
静岡県掛川市細谷880番地の2
TEL:0537-26-4800
FAX:0537-26-4801
メール:pride-1771@ai.tnc.ne.jp